ロベルト・シューマン:音楽の座右銘

自分の話になりますが…小学生の頃によく受けていたコンクールの課題曲が発表されると、曲を先生に与えられるより前に、母が候補曲の楽譜を地元の楽器屋さんでいくつか買ってくれました。なので、様々な楽譜をその時すぐ弾かないにしても持つようになり、後々の財産となりました。

そんな楽譜の一つ

ロベルト・シューマン:こどものためのアルバム

 

巻末に「音楽の座右銘」というシューマンの文章が4ページに渡って書かれてあり、小学生ながらにこれを読んで感動したものでした。

というのを最近思い出し、教室の生徒さんにも積極的に紹介しなきゃと思っているところです。

「やさしい曲を、上手に、美しくひくように努力しなさい。難しい曲をいい加減にひくよりはずっとましです。」

というフレーズは、その昔受けていたコンクールの要項の中で紹介されていました。今はそんな欄は無くなってしまい残念です。

 

(暢子)